床衝撃音研究会
集合住宅に関する音環境の手引書「シリーズ 建築の音環境入門」を発刊!
  有限会社泰成電機工業は、信州大学工学部 山下恭弘教授(現:名誉教授)監修のもと、株式会社熊谷組、フジモリ産業株式会社、野原産業株式会社と共同で研究開発を進める床衝撃音研究会で、「シリーズ 建築の音環境入門」と題した解説書を発刊いたしました。
[概要]
集合住宅においてより良い音環境を確保するために、平成18年2月に「インピーダンス法による床衝撃音レベル予測計算法の解説」、平成19年6月に「集合住宅の音環境―乾式二重床のQ&A―」を発刊してきました。

そのなかで集合住宅の音環境に関するいろいろな質問をデベロッパー、設計事務所および建設会社の方々から頂きました。さらに、次の解説書はどのような内容が望ましいかについてのご意見も頂きました。これらを踏まえて、音響用語、音響理論、床衝撃音等にかかわる技術解説を中心にして、わかりやすく気軽に読める技術解説書「シリーズ 建築の音環境入門」を信州大学名誉教授 山下恭弘先生に監修して頂き発刊することにしました。
シリーズ 建築の音環境入門

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技術解説書「シリーズ 建築の音環境入門」
[主な内容]
「建築の音環境」について読みやすくわかりやすい内容と適度なボリューム(毎号12ぺージ)
内容を基礎編と応用編に分け、シリーズで発刊
No.1目次(2008年11月) 基礎編(1)
Q1.音とは?
Q2.音の聞こえ方
Q3.デシベル(dB)の大きさとは?
Q4.音の足し算,引き算
Q5.オクターブとは?
Q6.等価騒音レベル(LAeq)とは?
Q7.暗騒音とは?
No.2目次(2008年12月予定) 基礎編(2)
Q1.遮音材って何?
Q2.室内のモード
Q3.吸音材ってなに?
Q4.平均吸音率と残響時間の関係
Q5.防音塀はどのくらい遮音性能があるのか?
Q6.音の伝わり方−距離減衰とは?−
Q7.共振とは?固有振動数(固有周波数)とは?
第3号からは、応用編として床衝撃音とは? 
床衝撃音は、どのように測定するのでしょうか? 等についてわかりやすく解説
室内音響等に関する内容や騒音トラブルの解決法についてもわかりやすく解説

※解説書「シリーズ 建築の音環境入門」(※以下本書という)の作成者は、床衝撃音研究会(委員長 山下恭弘 信州大学教授)です。
※本書の内容は、著作権法上の保護を受けています。無断で複写、複製することは禁じられています。 また、無断変更や商用目的の使用は禁じられています。
※本書を利用することによって生じる直接的または間接的な損害、損失、不利益、精神的苦痛などに対して、作成者は一切責任を負いません。
(2008年10月発表)
■床衝撃音研究会は、下記で構成しています。(技術に関するお問い合わせはお電話でどうぞ)
●株式会社熊谷組 技術研究所 居住環境研究部
部長 : 大脇 雅直
担当 : 財満 健史 (電話 03-3235-8724)
●有限会社泰成電機工業 常務取締役 : 久保田 俊仁
担当 : 石丸 岳史 (電話 0265-83-1138)
●フジモリ産業株式会社 取締役建材事業部長:浜口 浩孝
担当:西野 嘉一 (電話 03-5789-2381)
●野原産業株式会社 インフィル事業部
事業部長:今井 力
担当:小林 秀樹 (電話 03-3355-4167)
●有限会社音研 代表取締役:尾崎 勉
担当:杉木 陽次 (電話 03-6279-7294)
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