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図1 予測値と実測値の差の確率密度分布(63Hz帯域) |
図2 予測値と実測値の確率密度分布(125Hz帯域) |
※シリーズ 建築の音入門:信州大学名誉教授山下恭弘監修のもと,建築の音環境を判りやすく理解できる小冊子として月1回程度刊行しています。
参考:2008年11月21日プレスリリース「集合住宅に関する音環境の手引書「シリーズ 建築の音環境入門」を発刊!」
http://www.bankyo.co.jp/activity/specialfloor/03.html
改訂した予測計算シートは,業務ソフトのディファクトスタンダードとなっているマイクロソフト社製表計算ソフトウェア「Microsoft Excel」上で動作します※。
誰でも簡単に床衝撃音レベルを予測計算できるようにインターネットのウェブサイトから自由にダウンロードできるようにしました。 この予測計算シートは,予測に必要な基本的な計算条件を入力すると設計性能を満足できるスラブ厚さや床衝撃音レベルを得ることができます。予測計算の結果は,グラフ化され,そのまま報告書に添付して使用できるようにしています。以下に予測計算シートの入力画面と出力画面を示します。
※Microsoft Windows XP上のMicrosoft Excel2000/2003,Windows Vista上のMicrosoft Excel2007およびWindows 7上のMicrosoft Excel2010で動作確認しております。
図3 入力シート |
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図4 出力シート |
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今後,集合住宅の床衝撃音レベルの予測検討を行う際の重要なツールとして位置づけ,デベロッパーや設計事務所などに対して積極的に提案していく予定です。
さらに,床衝撃音レベルの予測に本計算手法を用いた方から忌憚の無い評価・意見をいただき,より使いやすく精度の高い予測計算法に仕上げていくように今後も継続的に検討していく予定でいます。
なお,床衝撃音の予測計算シートは下記のウェブサイトのどこからも同じ形式でダウンロードできます。