床衝撃音研究会

通算60号「シリーズ 建築の音環境入門 五周年記念号」を刊行しました

2013年12月18日

床衝撃音研究会[有限会社泰成電機工業(代表取締役社長 堀内一治 本社:長野県駒ヶ根市)、万協株式会社(代表取締役社長 清水雅弘 本社:東京都品川区)、株式会社熊谷組(取締役社長 樋口 靖)、フジモリ産業株式会社(代表取締役社長 山根 光 本社:東京都品川区)、野原産業株式会社(代表取締役社長 野原数生 本社:東京都新宿区)、有限会社音研(代表取締役 石川義治 本社:埼玉県八潮市)]は、信州大学名誉教授山下恭弘監修のもと「シリーズ 建築の音環境入門 五周年記念号」を刊行しましたのでお知らせします。

[概要]

床衝撃音研究会では、集合住宅のよりよい音環境を確保するために、2006年2月に「インピーダンス法による床衝撃音レベル予測計算法の解説」(2012年10月改定)を刊行し,続いて2007年7月に「集合住宅の音環境−乾式二重床のQ&A−」(2013年2月改定)を刊行しました。その後、読者から「建築の音環境を判りやすく理解できる小冊子を発刊しては」とのご意見をいただき、「シリーズ 建築の音環境入門」を2008年11月から刊行してまいりました。

本シリーズは,一つのテーマを4〜6回シリーズに分け,学会発表などの研究成果と現場実験の成果を判りやすく解説するようにしてきました。さらに,毎号読んでいただいている読者からのご意見・ご要望に対して丁寧に回答をするように心がけてきました。今号でNo.60となり,五周年記念号として刊行することになりました。

シリーズ 建築の音環境入門
[内容]
「シリーズ 建築の音環境入門 五周年記念号」は、No.1〜59までの目次と音・熱環境研究会の歴史を掲載しております。同時に,五周年記念CDを作成いたしました。

2008年11月からの5年間で掲載した200項目以上の解説(音の基礎から共同住宅の音環境に関連する床衝撃音や環境音)をエクセルで簡単に検索できる「目次検索シート」を作成し,五周年記念CDに盛り込んでいます。さらに,「インピーダンス法による床衝撃音レベル予測法の解説」,「床衝撃音の論文リスト(2013年9月まで)」や音源(1dBの違いや周波数の違い)を聞くこともできるようにしています。また,参考資料として乾式二重床の納まり図,サイレントボイド標準図,サイレントダクトや音カメラの技術を解説しています。
[今後の展開]

今後、集合住宅の音環境に関する重要なツールとして位置付け、デベロッパーや設計事務所などに対して積極的に提供していく予定です。さらに、本書をご覧になった方からの質問や忌憚のない評価・意見を頂き、より読みやすい手引書として仕上げていくよう、今後も継続的に検討をしていく予定でおります。

 

お問い合わせ先

有限会社 泰成電機工業
常務取締役:久保田 俊仁
担当:石丸 岳史(電話 0265-83-1138)
万協株式会社
取締役営業部長:三輪 顕弘
担当:北洞 武志(電話 03-5424-0707)
ページトップへ